自動車保険ことはじめ

子どもの頃、自宅の玄関に車が突っ込んで大破するという事故がありました。幸いなことに、夕方の車の通行が多いそのとき、玄関前には家族も通行人もいなかったので、負傷する人が出ませんでした。母はビックリして腰が抜けたというのか、リビングにいたのが、すぐに立ち上がれませんでした。犬はずっと吠えっぱなし。

おそるおそる出てみると、近所の人たちが集まってきて、中にいるわたしたちを案じてくれていました。玄関は門灯もメチャクチャでしたが、とりあえず何とか出入りすることは出来ました。そのうちに父とも連絡が付いて、慌てて帰ってきました。

で、よそ見運転で事故を起こした少年はまだ未成年で、おまけに自動車保険に入っていないということ。示談で何とか済ませようと思っても、相手は全部自腹を切ることになるのです。

こういう時、自動車保険に入っていなかったら、全額負担ですよ、保証の! 安易に車に乗らない方がいいと、家族みんなが言いました。完全な人間なんていないんだから、乗るんなら責任を持たないとと。